便秘茶
子どもが便秘の場合、親と一緒にお茶で解決…と思っていませんか?

実は、市販や通販の「便秘茶」というものはほとんど子どもは飲むことができません。

ハーブを使用していても、大腸や小腸を刺激するお茶は子どもには刺激が強すぎるようです。

妊婦さんや子どもにも飲める便秘解消のお茶を集めました。

まず、飲めない成分を知って下さい

子どもさんや妊婦さんには、次の成分は向きません。

センナ…大腸刺激性のハーブです。

キャンドルブッシュ…センナと同じく、大腸刺激性のハーブです。

◆イチョウ…頭痛や低血圧の原因になることがあります。

◆黒豆…ホルモンバランスを崩す原因になることがあります。

◆フユアオイ…骨盤内の充血を引き起こす可能性があるため、特に妊婦さんには使用をすすめません。小腸刺激性のハーブです。

◆カフェイン…脳神経系に刺激を与えて、興奮状態にさせる成分です。

アロエ(キダチアロエ、アロエベラ)…子宮を収縮させる働きがあるため、妊婦さんには不向きです。

◆決明子(ハブ、クコ)…アントラキノン誘導体が含まれています。中華料理に入っているくらいの量を食べるくらいは問題ないのですが、お茶として常飲するのはやめたほうが良いでしょう。

これらの成分が入っているお茶は、小さな子供や妊婦さんには避けたほうが良いようです。

大腸や小腸を刺激して出すタイプのお茶は、骨盤内の臓器を充血させたり、筋肉を収縮させたりする働きがあります。

そのため、妊婦さんには切迫流産や切迫早産を引き起こす可能性があるとして、「妊娠している方はご使用をお避け下さい」という文言が成分表示に入っているはずです。

腸は刺激になれやすい臓器なので、特に若い子どものうちは、あまり刺激に慣れさせないほうが将来のためです。

あくまで、便秘解消の一番良い形は「自立排便」だからです。


妊婦さんや子どもにも飲めるお茶

妊婦さんや子どもにも飲めるお茶をまとめました。


杜仲茶

ビタミンとミネラルがとにかく豊富なお茶として知られています。

  • マグネシウム
  • カルシウム
  • カリウム
  • 鉄分
  • 食物繊維

などの成分を含みます。

カリウムで体内の水分を調節したり、老廃物を排出する役割を果たします。

マグネシウムは水分を含み、便のカサを増す働きがあります。

ミネラル類は腸で吸収されます。

そのため、ミネラル豊富なお茶を選ぶことは腸に良い影響を与え、腸内環境を整えるのに役に立ちます。

杜仲茶には便秘解消以外の効果もあります。


  • ダイエットに良い
  • 腎臓機能と肝臓機能を高める
  • 高血圧を下げる効果
  • コレステロールと脂肪の吸収と蓄積を阻害する
  • 動脈硬化の予防

もちろんノンカフェインなので、妊婦さんも子どもにも安心です。


ドクダミ茶

ドクダミは体内の不要物を排出してくれる働きがあります。

そのため、便秘解消だけでなく、利尿作用、皮膚病改善、解毒作用、抗菌効果、動脈硬化予防にもなります。

ところが、ドクダミ100%では妊婦さんはともかくとして子どもには飲みにくいのが事実なようです。

ドクダミ茶を飲みたい場合は、カフェインレスのお茶と混ぜてあるものが飲みやすいと思います。


するっと抹茶

これは、グア豆、桑抹茶、てんさい糖の3種類をブレンドした通販限定のお茶です。

妊娠中の女性でも安心して飲めるように配慮されています。

抹茶風味でおいしいお茶としても評判が高いです。

するっと抹茶を飲んで、長年の便秘薬を飲まずに済むようになったという声も多いみたいです。

するっと抹茶の効果と体験談を読む。




ルイボスティー

ルイボスティーの特徴は、活性酸素除去効果の高さです。

  • SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)
  • フラボノイド

免疫力を高めるフラボノイドと活性酸素の害を除去するSODの力で、弱った腸の機能に働きかけ、機能を高める働きがあります。

ルイボスティーに含まれるSODの量は、世界中のお茶の中で一番多いといわれています。花粉アレルギーに対抗する力も高めてくれるフラボノイドを含んでいるため、花粉症対策としても有効です。


ゴボウ茶

ゴボウには次のような成分が含まれています。

  • イヌリン
  • 食物繊維

食物繊維は、お茶にすると水溶性食物繊維だけになってしまいますが、水溶性食物繊維は腸内をゆっくり移動することによって小腸での糖の吸収を穏やかにしたり、糖尿病から守る働きがあります。

イヌリンは整腸作用の強い成分です。

糖尿病、便秘、肥満の改善に効果があります。

ゴボウは海外ではニキビの治療のために使う薬用ハーブでもあります。

水溶性食物繊維は、体内のコレステロールや腸内の有害物質を自分にくっつけて出してくれる働きも持っており、デトックス効果にも注目されています。

ゴボウ茶は、茶殻(ゴボウですが)を食べることもできます。

食べると、不溶性食物繊維も摂取できることになるので、腸の大掃除をするのに役立ちます。

もちろん、ノンカフェインです。

えっ、驚きの60歳!南雲先生が大絶賛のあじかん焙煎ごぼう茶を見てみる。



コーン茶

炒ったトウモロコシ(実)を煎じて飲むことです。

少しほの甘く、小さな子にも飲ませやすいお茶です。

コーン茶は次のような成分を含んでいます。

  • 鉄分
  • リン
  • ビタミンB1
  • ナイアシン
  • 食物繊維
  • カリウム

コーン茶は、健康茶の中でも食物繊維の多いお茶です。

鉄分を多く含むお茶は、常に貧血に悩まされがちな妊婦さんにお勧めです。

カリウムの力もありますので、摂りすぎた水分をきちんと排出する効果も期待できます。

むくみを抑える効果もあります。

体を温める効果も強いので、冬のお茶に最適です。

冷え性の改善にも効果があるようです。

もちろんノンカフェインなので、寝る直前にも飲めます。

コーン茶は水溶性食物繊維も多いため、便秘解消に最適のお茶です。

ただ、コーンはでんぷん質も多く、お茶にすると傷みやすいため作り置きはおすすめしません。

しばらく保管するときは、必ず冷蔵庫に入れてください。


子どもや妊婦さんの便秘解消として、お茶を使うときの注意点

お茶を飲むのは、便秘解消の側面から見るとよいことが2つあります。


水分をたくさん摂れること

子どもは、大人よりも体内の水分量が多いため、同じくらい汗をかいても体内の水分不足が深刻になってしまいます。

水分がなくなると、体は腸の内容物から水分を再吸収することで体内に必要な水分を賄おうとしてしまいます。

夏だけではなく、便秘に悩んでいるお子さんは水分不足の傾向があるようです。

妊婦さんも、羊水として水分を蓄えなければなりませんから、今までの自分よりも水分を摂取する必要があります。

お茶を飲む習慣ができれば、コンスタントに水分を吸収することができ、それだけでも便秘解消に役立ちます。


毎日有効成分を摂取できるということ

お茶を飲むということは、毎日の習慣となるということです。

どんなにいい成分でも、1日限りの摂取だと意味がありません。

お茶として取り入れることで、常飲することができます。

毎日少しずつでも、お茶に含まれる便秘に良い有効成分を摂取することで体が活性化し、自立排便を促す体に変わっていきます。

良い生活習慣のために、子どもでも妊婦さんでも、目標に会ったお茶を選んでくださいね。