青汁
青汁とは、「生野菜を絞った汁」のことなんだそうです。生でなければ青汁と名乗ってはいけないのだとか。青汁の中でも、便秘解消に効果を絞ると、面白いことがわかりました。

あくまでここでは便秘解消に特化していますが、青汁はどれを飲んでも、現代人が不足しがちな野菜の栄養を摂りいれることができます。

便秘にはどんな青汁が効果があるのか

便秘解消に効果がある青汁は、とにかく食物繊維の量につきます。食物繊維にも種類があり、どちらかだけに偏らないほうが便秘解消には効果があるのです。

青汁にはたくさんの種類があるので、効果に着目しないと選びきれないかもしれません。

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。


水溶性食物繊維

大腸内で分解されることにより、ビフィズス菌などの善玉菌を腸内に増やす効果があります。腸の調子を整える以外に、血糖値の急激な上昇を抑えるなどの効果もあります。


不溶性食物繊維

胃や腸で水分を吸収して膨らみます。腸を刺激することにより、蠕動運動を起こします。


不溶性食物繊維は、水溶性食物繊維よりも発酵が少ないという特徴があります。便秘を解消するためには、この2つをバランスよく取らなければいけません。

不溶性食物繊維だけを摂ると、腸で水分を吸収してしまいます。ただでさえ固くて、便秘になってしまっている便から水分を再吸収してしまうのです。これだけだと、蠕動運動が起こっても固くて便が出せない、ということになります。

水溶性食物繊維だけだと、水溶性食物繊維は体内では粘着質の物質となり、たいへんゆっくり腸内を移動します。そのため、便秘解消の即効性はなくなります。

便のカサが増せば自然と腸を刺激するので、蠕動運動は起きますが、不溶性食物繊維の力に比べると遅いという特徴があります。

どちらも一長一短なので、この2つの食物繊維をバランスよく含んでいる青汁が、一番便秘に良いとされます。


青汁に含まれている糖分にも注意

青汁は、そのままだと苦くて飲めないので、糖分が添加されていることがあります(もちろん、苦さを売りにしている糖分無添加のものもあります)。

その糖分に、便秘解消に役立つものがあります。


麦芽糖(還元麦芽糖、マルトース)

麦芽糖(ばくがとう)には発酵作用があります。甘みも砂糖の30%と控えめで、血糖値を上げにくいという特性もあります。

麦芽糖の発酵作用は、腸の活動を活発にする便秘改善の効果があります。赤ちゃんの便秘対策のマルツエキスにも含まれているので、乳児にも安心して与えられる糖分です。


乳糖(ラクトース)

母乳や牛乳に含まれている糖分です。乳糖は乳酸菌の直接の栄養となるので、腸で乳酸菌を増やす効果があります。

乳酸菌が増えると、腸の中で乳酸を増やすことができます。腸は酸性の状態が一番活動が活発になるのですが、便秘になると悪玉菌が増えてしまい、アルカリ性に傾くことがわかっています。

アルカリ性になっている腸を酸性に傾けることで腸内の健康を取り戻し、便秘を改善する効果があるのが乳糖です。


難消化性オリゴ糖

難消化性オリゴ糖は、消化されずに腸まで届くので、善玉菌の栄養となって善玉菌を増やす効果があります。

乳糖と同じく、善玉菌の栄養となることで腸内のバランスを取り戻し、便秘を改善する効果があります。


青汁の便秘以外の作用

青汁はたくさんの種類があります。ベースとなる野菜で硬化は決まってきます。ベースとなることが多い野菜の種類と効能をまとめてみました。


ケール


  • アンチエイジング(血管・内臓への活性酸素の害の除去)
  • 不眠症対策(メラトニンが含まれています)
  • 生活習慣病予防
  • 血液をサラサラにする効果(プラジンという成分に効果があります)
  • リラックス効果(カルシウムが牛乳の約2倍です)

大麦若葉


  • スキンケア(SOD酵素が含まれていて、非常に強力な抗酸化作用を持っています)
  • 免疫力向上

明日葉


  • デトックス作用(カルコンという成分が含まれているため、老廃物排出効果に優れています)
  • 生活習慣病予防

ケール、明日葉、大麦若葉が3種類入った「サンスター粉末青汁」


桑の葉


  • ダイエット効果(脂肪の蓄積を防ぐDNJという成分を豊富に含みます)

全ての青汁に共通する要素は、フラボノイド(葉緑素)による口臭・体臭の予防の効果と、鉄分が含まれているので貧血改善効果です。


青汁を飲むときの注意点は?

青汁は野菜に特化された補助食品なので、以下のことに気を付ける必要があります。


あくまでも補助食品ということを忘れず、日々の食事の中で野菜を摂ること。
消化されやすい形になっている青汁ばかりを摂っていると、胃の消化力が落ちることがあります。

また、野菜の栄養素は食物繊維やビタミンだけではありません。青汁にはなりにくい野菜にも、体を作る栄養は豊富に含まれています。あくまで青汁は補助的なものと考え、1日の食事の中で野菜を摂るようにしましょう。

腎臓に疾患がある方は飲めないことがあります。
青汁は栄養豊富ですが、カリウムやリンと言った成分は腎臓に負担をかけてしまうことがあります。

健康な人なら問題はありませんが、腎疾患で治療をしていたり、人工透析を受けている方は飲めないことがあります。飲みたいと思っている方は、必ず主治医に相談をしてください。

1日の目安量を越えてはいけません。
何事もやりすぎるのは良くないのですが、青汁はカリウムやリンの摂取しすぎにより、健康な人でも腎臓に負担をかけることがあります。また、体を冷やすことにもつながります。

体を冷やしてしまうと内臓の機能も落ちますので、便秘解消の目的であっても便秘をひどくしたり、下痢につながってしまうこともあります。ご注意ください。

青汁を飲むのに、最適なタイミングってあるの?

あります。目的別に違うのでご注意ください。


栄養補給のため

朝起きてすぐ、冷たすぎない温度で飲んでください。


ダイエットのため

食事の前に飲みましょう。食べすぎも防ぐことができ、食物繊維の働きで血糖値の急な上昇も防ぎます。


便秘解消のため

夜飲みましょう。腸は副交感神経が働いている時間に活発に活動します。副交感神経は夜のリラックス時に働きますので、それに合わせて飲むと効果的です。

人によっては、おなかがぐるぐるするので寝にくくなる人もいるようです。その場合は、食後に飲むようにしましょう。副交感神経は食後にも活発になります。

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