赤ちゃん便秘
赤ちゃんも大人と同様、便秘や下痢になることがあります。

赤ちゃんの成長とともに、排出される便にも変化が生じ、食事の内容や体調によって排便の回数が減ることがあり、「もしかして便秘なのでは」と心配になることもあるかと思います。

赤ちゃんの便秘は、月齢とも深く関連しており、それぞれの時期によって主な原因が異なってきます。

今回は、月齢別(新生児、乳児、離乳食初期、そして離乳食後期)に、赤ちゃんの便秘の原因とその解消方法について解説していきます。

赤ちゃんの便秘ってどんな感じ?

赤ちゃんが元気な様子で食欲もあり、排便の際は健康なスムーズな便が出る場合は、1、2日間便が出なくても、それほど心配する必要はありません。

しかしながら、以下のような症状が現れた場合には、便秘になってしまっている可能性があります。

  • わけもなくぐずる
  • 3日以上排便がない
  • 大きな声で泣き続けることが多く、機嫌も悪い
  • ご飯やミルクを食べない / 飲まない
  • ご飯やミルクをもどす
  • お腹が張っている

赤ちゃんの便秘の原因と対策を知ろう


新生児・乳児期の赤ちゃんの便秘の原因と対策


便秘の原因
新生児・乳児期の赤ちゃんの便秘は、腸の発達や、授乳回数の減少によって引き起こされることが多く、一般的な便秘とは異なり、排便ペースの変化が起きているといえます。

しかしながら、母乳やミルクの量が不足して便の回数が減少したり、ミルクの消化に時間がかかって便秘気味になってしまうことがあります。

対策方法:マッサージ
新生児・乳児期の赤ちゃんの便秘には、お腹を優しくマッサージして腸の働きを促進することが大切です。以下におすすめのマッサージ方法をご紹介します。

「の」の字マッサージ
赤ちゃんのお腹を時計周りにゆっくりとなでるようにマッサージしましょう。

赤ちゃんのお腹に「の」の字を描くようなイメージで、指先のみを使うのではなく、3本ほどの指先と手のひら全体を使ってやさしくなでるようにさすってあげましょう。

足のマッサージ
赤ちゃんをあおむけに寝かせて、両足首を持って左右交互にやさしく動かしましょう。こうすることによって、赤ちゃんの太ももとひざの部分がお腹を優しく刺激し、蠕動運動を促します。

おしりマッサージ
赤ちゃんの肛門の周りを指で優しく押したり、優しくもむようにマッサージしてみましょう。デリケートな部分なので、爪が刺さらないように気をつけながらマッサージします。

さらに、ベビーオイルを含ませた綿棒を使用して、肛門に軽く触れさせて刺激を与えることも、便秘解消に効果的です。あまり強く押し付けたりせず、あくまでも優しく触れるようにしましょう。


離乳食初期(生後5か月~8か月)の赤ちゃんの便秘の原因と対策


便秘の原因
離乳食がはじまったばかりの赤ちゃんは、食生活が大きく変化する時期です。腸内環境にも変化が起こるので、赤ちゃんの体内に便が蓄積されるようになっていきます。

そのため、母乳やミルクだけの時期に比べて、排便の回数が減少します。また、離乳食の開始に伴って、母乳やミルクを飲む量が相対的に減少するので、便の水分量が不足しがちになります。

そうなると硬便が起こり、便秘になりやすくなります。

対策方法:こまめな水分補給
上記のように、この時期はどうしても補給する水分量が不足しがちになります。

離乳食と並行して、お水や麦茶、薄めにしたミルクなどをこまめに与えて、赤ちゃんが十分に水分を確保できるように配慮しましょう。

また、毎日便の様子を確認することも大切です。また、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖を食べさせることも一つの手です。

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離乳食後期(生後9か月~11か月)の赤ちゃんの便秘の原因と対策


便秘の原因
離乳食を始めてしばらく経ったこの時期は、離乳食の内容や分量によって排便の状況が左右されます。

食べる量や水分の摂取量が少なければ、便の量も少なくなり、また便が硬くなって便秘になりやすくなります。

対策方法:離乳食の工夫
便秘を改善するには、離乳食のメニューを工夫する必要があります。青菜やサツマイモといった食物繊維が豊富な野菜や、腸内環境をととのえるオリゴ糖などを積極的に取り入れてみましょう。

そしてもちろん、麦茶などで水分補給をこまめにするようにすることも大切です。また、すでにはいはいができる赤ちゃんの場合は、身体を積極的に動かして、腸の働きを促すようにしましょう。

身体を動かすと自然と食欲が促進され、良好な生活リズムが赤ちゃんに身につくようになります。そうすることで、便秘も自然に改善されることでしょう。


赤ちゃんが痔になってしまったら

便秘が悪化してしまったり、硬便が原因となっている便秘の場合は、赤ちゃんでも痔になってしまう場合があります。

多くの場合は切れ痔で、硬い便を無理に排出しようとする際に肛門が切れて出血します。なので、おむつを取り替える際に鮮血が便についている場合は、切れ痔となっている可能性があります。

赤ちゃんの肛門は大人よりもさらにデリケートで、皮膚が非常に薄く、柔らかいです。そのため、少しでも硬い便を無理に排出しようとすると、簡単に切れ痔になってしまいます。

切れ痔を防ぐためには、とにかく硬便を防ぐことです。つまり、便を柔らかく保つことが大切なのです。そのために、十分な水分補給を行うことはとても大切になってきます。

もし赤ちゃんが痔になってしまった場合は、肛門周辺を清潔に保ち、速やかに医師の診察を受けてください。医師から処方された、赤ちゃんにも安心して使用できる塗り薬等のみを使用するようにしましょう。


イチジク浣腸を赤ちゃん・幼児に使うとき(動画もあり)




イチジク浣腸をするとき、あると便利です


  • お尻の下にビニールやタオル
  • ガーゼ、ティッシュ、脱脂綿

1.お話しして分かる年齢の子でしたら、楽になることを優しく説明しましょう。

2.浣腸をお湯(40度ほど)に入れて、体温近くまで温めてください。(温度は上げ過ぎないよう気を付ける)

3.ベビーオイルやオリーブ油などを浣腸の先端につけてすべりを良くし、肛門が痛くならないよう気を付ける。

4.ノズルを入れてゆっくりと容器をつぶして中の液を少しづついれる。
(なかなか入らないときは、口を開けて息をはーっと吐かせると入りやすくなる)

5.液を入れ終わったら、容器をゆっくり抜いてティッシュやガーゼなどで肛門を押して、液体が出てこないようにする。しばらくがまんしてもらう。

6.準備しておいた紙おむつを急いでつけて、排便するのを待つ。
(年齢に合わせて、おまるにさせられる子はおまるに座ってもらう)


浣腸をするときの姿勢


1歳未満の場合
おむつを交換するときの姿勢で浣腸をする。
1回の使用量は1個の半分です。

1歳以上の場合
横向きにさせて浣腸する。1回の使用量は1個。


イチジク浣腸を赤ちゃんに使うための注意点


  • 3ヶ月以下の赤ちゃんに浣腸をしたい場合は、事前に必ず医師に相談してからにしましょう。
  • 4か月~1歳未満の赤ちゃんに浣腸したい場合は、以下すべてに当てはまるときだけにしましょう。

  • 3ヶ月検診の結果で異常がないこと
  • お腹のマッサージをしても出ない
  • 綿棒(こより)浣腸を試しても出ない

※赤ちゃんは、便秘以外の病気で便が出ないことがあります。浣腸をした結果、症状が悪化することがありますので、注意してください。

1歳以下の赤ちゃんの場合は、水分を多めにあげると出ることがあるので、安易にイチジク浣腸に頼らず、なるべく自然排便できるよう工夫したほうがいいですよ。


まとめ

上記に述べましたように、赤ちゃんの便秘には月齢によって様々な原因があります。原因によって対処方法も異なるので、毎日の赤ちゃんの食事や排便状況を確認し、常に注意しておく必要があります。

便秘になる赤ちゃんは比較的多いので、もしなってしまってもあわてる必要はありません。しっかりと解消対策を取り、また医師のアドバイスを仰ぐことも大切です。

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