トクホは、厚生労働省が特定の表示をしても良いと認めた商品にたいしての、お墨付きのようなものです。

目印として商品のパッケージに、人がバンザイをして背伸びをしているマークがつきます。


tokuho

厚生労働省の許可がおりているトクホマークがついているヨーグルトは、「お腹の調子を整える食品」としてきちんと表示されていますので、マークがない商品より、便秘に効果があるような気がして安心して買える、という意見が一般的にあります。

以下に紹介するヨーグルトは個人的に良いものだと思っています!とくに明治ブルガリアヨーグルトには、お世話になりました…。

お店に行ってヨーグルトを買うときの参考にどうぞ。



トクホに指定されているヨーグルト


明治ブルガリアヨーグルト

明治ブルガリアヨーグルト
だれもが知っているヨーグルト。食べるヨーグルトは、「明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン 450g」、

のむヨーグルトは、「LB81プレーン 900g・480g・200g・106g×4」「Caのむヨーグルト900g」がトクホマーク付きとなっています。

乳酸菌:LB81(ブルガリア菌、サーモフィラス菌)
LBは、乳酸菌を意味するLactic Acid Bacteria (ラクティックアシッドバクテリア)の頭文字から取られています。81は、使用している菌株のブルガリア菌2038株、サーモフィラス金1131株の末尾の数字を組み合わせたもの。

古くからヨーグルト作りに使われている菌で、腸内環境を整えます。


森永ビヒダスヨーグルト

森永ビヒダスヨーグルト
森永ビヒダスプレーンヨーグルト450gがトクホマーク付き。宅配サービス事業も行っている。特設サイトではビヒダスヨーグルトを使ったレシピも豊富です。

乳酸菌:ビフィズス菌BB536
他のビフィズス菌と比べて酸や酸素に強く、生きたまま腸に届くことができる。O157感染予防、インフルエンザ予防などの論文が発表されている。


ナチュレ恵megumi

ナチュレ恵megumi
ナチュレ恵 megumi 400gがトクホマーク付き。

ガセリ菌とビフィズス菌を主に使っていますが、グルタミン入りやビフィズス菌カプセル入りなど、乳酸菌の機能性を最大限に引き出した商品も出している。

乳酸菌:ガセリ菌SP株、ビフィズス菌SP株
腸内環境を整える。ガセリ菌は日本人由来の乳酸菌で、生きて腸に届いたあと長くとどまることも確認されています。


ヤクルトソフール

ヤクルトソフール
なめらか食感のヨーグルト。ソフールプレーン100ml、ソフールストロベリー果汁入り100ml、ソフール LT(カロリー45%カット)100mlがトクホマーク付き。無料で工場見学もできます。

乳酸菌:シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)
生きたまま腸に届き、腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす。ヤクルト創始者の医学博士の代田 稔(しろた みのる)が発見した乳酸菌。


小岩井生乳ヨーグルト

小岩井生乳ヨーグルト
小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト 400g、小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト 200g、がトクホマーク付き。

長時間の発酵にこだわった生乳で作ったヨーグルト。安定剤不使用。プラズマ乳酸菌シリーズが最近話題にのぼりつつある。

乳酸菌:100種類以上の中から酸に弱い乳酸菌が入っている。
さまざまな乳酸菌が少量づつ入っているため、特定の乳酸菌が強いというわけではないがオールマイティの腸内善玉菌に対応できるかと思われる。


特定保健用食品(トクホ)は本当に効果があって安心なのか?

ギモンに思っている女性
トクホマークがついているヨーグルトは優れていて、ついてないヨーグルトは劣っていると思いますか?

人によっては、トクホマークがついているヤクルトや乳酸菌飲料を飲んでも全然効果がなく、マークがない健康食品のほうが便秘に効果があったという意見もあります。

特保マークを目印に商品を買う人も多いかもしれませんが、トクホも完璧ではないということを今から説明いたします。



トクホに申請するには、莫大なお金と時間がかかる

資本力のある大企業はともかく、中小企業はトクホの申請すら困難だと思っていいでしょう。

動物やヒトへの実験などで、お金も時間もかかります。たとえトクホの商品を1つ持ったとしても、新商品を出すときにパッケージがちがうと、また新しくトクホの申請をしないと効果を表示できないようになっています。

そのメーカー&商品が、すでにトクホの許可を得た乳酸菌を使っていてもです。

例をあげると、明治ブルガリアヨーグルトが新しい味のヨーグルトを出そうとすると、同じビフィズス菌を使っているのに、パッケージがちがうとまた最初から実験と申請が必要になるという感じです。

商品ごとにちゃんと実験をするから安心という見方もできますが、すでに効能が分かっている材料を使うのに、また最初から動物実験やヒトへの実験を行うので、よけいな負担だという意見もあります。

とくに動物は、実験によっては死んだり傷ついたりしますので、道徳的にどうなのだろう?という気もします。

ヨーロッパでは、すでに効果が分かっている成分に対しては、動物実験を行わないで、臨床試験で安全性と有効性が認められれば認可されますが、日本はアメリカのFDA方式を取り入れているため、また最初から動物実験やら、毒性試験、臨床試験などあらゆるデータを求められるわけです。


トクホの問題点


成分が入ってさえいれば良いの?

成分について調べている女の子
トクホが認めている保健機能成分が商品に入っていて、その効果のみが実験で証明されるなら、トクホとして正式に認められ、効能の表示ができます。

保健機能成分以外に、合成の添加物だらけが入っている商品でも認可されたりします。(例:キリンメッツコーラなど)

キリンメッツコーラは、トクホで認定されている食物繊維が入っているのでトクホマークがついていますが、それ以外の材料が着色料やら香料、人工甘味料などが入っています。

それらは正直いって、体に良くないと言われている食品添加物が多いです。

特定の成分の効果だけではなく、商品全体の材料を見て判断を行う…というルールが現在のトクホにはありません。

メッツコーラなどは極端な例なのですが、そういう商品もあるということを覚えておいてもよいでしょう。

さいわい、ヨーグルトの商品には、現時点では悪い成分だらけという商品は見つかりません。


トクホの商品を摂取しているから安心?

トクホの食事を食べる猫
トクホマークがついている食品を食べているからといって、病院の薬を拒否するかたもいるそうです。

トクホはあくまで栄養を補助してくれるという判断で摂取していかないと、本当に必要な治療を受ける機会を失い、よけいに健康を損なってしまうことがあります。

それから、食べているだけ・飲んでいるだけで安心と、運動や食事をバランスよくとること、規則正しい生活をすることなどをおろそかにしていると、体調がいつまでも良くならなかったりします。

特保の商品に頼り切らず、自分で改善できる生活習慣は積極的にしていくといいですね^^