toirejyo

便秘は大きく分けて、3種類あります。

一時的に起こる一過性便秘、日常的に繰り返し起こる慢性便秘、内臓の病気や異常で起こる器質性(きしつせい)便秘があります。

慢性便秘は、子供のころから長年続いている便秘や、数年~数十年続いている便秘などを指し、大きく分けて弛緩性(しかんせい)便秘、けいれん性便秘、直腸性(ちょくちょうせい)便秘の3種類に分けられます。

一つだけの症状が出たり、複数の症状が組み合わさって出現することがあります。

どれが自分の症状にあっているかどうか?当てはめて参考にしてください。

必ずしも確実性はありませんので、緊急的になんとかしたい症状が出たら、お医者さんに相談することをおススメします。

当サイトの情報を用いて何らかのトラブルが出たとしても、当サイトは一切の責任を負えませんので、ご了承ください。

一過性の便秘(だれでも起こる一時的な便秘)


旅行

はじめて行く場所や慣れていない移動で緊張をしたり、トイレの場所が分からない・見物に夢中になってついつい便意をガマンしてしまう。ということをしていると、便が普段よりも出ないことがあります。

誰かと一緒の旅なら、おならを出すのが恥ずかしいとガマンして、お腹の張りが出て苦しいということも起こります。

普段食べない、食べ物や飲み物の関係もあります。

便秘だけでなく、下痢が起こることもあります。


ストレス

ストレスにはさまざまな種類があり、仕事や人間関係、家事、子育て、お金の悩み、受験勉強、恋愛の悩み、生活環境の悩み、睡眠不足などがあります。

精神的、肉体的にも緊張することや疲れ、ストレスによって一時的に便秘になりますが、場合によっては慢性化してしまうきっかけになります。

食事

食事を抜いたり、バランスが偏って便秘になることがあります。過度のダイエットなどで食事が少ない場合にも便のカサが足りず、便秘になります。


便意をガマンしてしまう

すぐにトイレにいけない状況や、トイレに入るタイミングを失ってガマンしているうちに便意が引っ込んでしまい、しばらくの間、便秘になることがあります。


生理

生理の前は、黄体ホルモンが出て便秘になりやすいです。生理がはじまると、解消されるという人も多いです。


妊娠

妊娠をすると、つわりで物がほとんど食べれなかったりすると、腸内で便のカサが足りなくなるので、便秘になったりします。

それ以外にも、黄体ホルモンが出て腸の動きが抑えられたり、お腹の中の赤ちゃんが腸を圧迫することによって、便秘になりがちです。


弛緩性便秘

弛緩性便秘
腸の筋力が弱かったり、腸のぜん動運動があまり起きなくて、便がうまく押し出されなくて、便秘が起こってしまう。

腹筋が弱い女性やお年寄り、運動不足の人に多いと言われています。

便が長く腸にとどまっているため、水分がなくなってしまい、便がどんどん固くなっていきます。力をいれてもコロコロ便が少しでて、残便感がありスッキリしません。

腹筋が腸を支えきれなくて、腸が垂れ下がって緩むこともあるので、腹筋を鍛えると良い。ウォーキングなどで下半身が鍛えられる運動も良いです。

水分と食物繊維を多く取って、腸内の善玉菌を増やすために乳酸菌を取ることも大切です。

スポンサードリンク

けいれん性便秘

けいれん性便秘
腸がストレスなどの緊張によって、動きが活発になってけいれんを起こし、便をスムーズに運びにくい状態になっています。

便を運びにくいので、コロコロ便が少ししかでないことがある。

下行結腸の部分が、緊張を起こして活発になりすぎるため、下行結腸の手前の水分を含んだ便がそのまま押し出され下痢になることもある。

便秘と下痢を繰り返すようになったら要注意です。

まわりを気にしすぎる神経質な性格。人間関係、仕事などのプレッシャーなど、ストレスをうまく解消することが大切。

食物繊維は、不溶性食物繊維よりも水溶性食物繊維を多く取ったほうが良い。不溶性食物繊維を多く取ると、さらに悪化することがあります。

便秘薬を飲むことも、けいれん性便秘にとっては、腸がさらに活発になって今よりも悪化することがあるので注意が必要です。


直腸性便秘

直腸性便秘
肛門付近の直腸に便が貯まっているのに便意が出なくて、停滞した便が水分を失い固くなっていき、ますます出ないという悪循環を起こす便秘です。

日常的に便をガマンすることが多い人や、痔が痛くて排便をガマンしてしまう人は脳から便意を出すという指令が出なくなってしまい、便意が起きなくなると言われています。度重なる便秘薬の使用で、便意が起きなくなったというケースもあります。

食物繊維をたくさん取っても、逆に便秘がひどくなることがあるので、水分を多く取るほうがいいそうです。便意が出たときに、我慢しないでトイレへ行くことが大事。朝食後に、便意がなくてもトイレに座る習慣をつけると便意を取り戻すことがあります。浣腸や座薬をうまく使って解消することもあります。

女性の場合、いきみすぎて腸が膣側にくぼみを作ってしまい、そこに便が貯まって便を出しても残便感があるという直腸瘤というのもあります。

便を出そうといきんでいるのに、骨盤底筋がゆるまずに逆に肛門を閉じてしまうものをアニスムスと呼びます。

直腸瘤は手術をしなければ良くなりません。アニスムスは、バイオフィードバック訓練と呼ばれる骨盤底筋を緩めてスムーズに便が出るように訓練することで良くなります。

直腸性便秘は、テレビで放送されたときは「スーパー便秘」と呼ばれ、話題になったことがあります。


器質性便秘

大腸や小腸、胃、腸のまわりの臓器などに異常があるときに起こる便秘。腸管の中が癒着やデキモノができる、腸がねじれて便が通らないなどの詰まり。

病気や手術後の癒着などによっておこることもあります。

病名としては、ポリープ、大腸がん、腸閉塞、腸ねん転、腹膜炎、潰瘍性大腸炎、子宮筋腫、などがあげられます。

器質性便秘は、水分摂取や食物繊維などといった日常で対応できるものではなく、医療的な処置が必要になります。腸の中で便がたまって腐敗し、命にかかわることもあるので、一刻も早く医者見せることが大切です。

普段とはちがう腹痛や便秘、寒気、吐き気・嘔吐、発熱、便の色や形状(出血や粘膜、便が細い)、便秘と下痢を繰り返す、残便感などがある場合は、早めに病院に行くようにしましょう。

スポンサードリンク