グリーンスムージー
話題のグリーンスムージーは、便秘を解消するという人もいれば、かえって便秘の原因になるという人もいます。

これは、飲み方の工夫や入れてもよい食材などの注意点をきちんと守っているかどうかで差が出てしまいます。

グリーンスムージーと便秘についてまとめました。

グリーンスムージーって何?

グリーンの野菜(生)と果物(生)をブレンダーで粉砕した飲み物です。おいしい配合としては、グリーン(葉野菜)と果物を4:6で混ぜ合わせることです。グリーンスムージーにはたくさんの栄養効果があります。

  • 食物繊維が豊富
  • 不足しがちな野菜の栄養素が摂れる
  • 食事と置き換えることができ、ダイエットにもなる
  • 消化しやすく胃腸に負担をかけない

植物の細胞には細胞壁があります。動物の細胞膜と違い、細胞壁は固いので植物の持っている栄養素は、人間の消化液では完全に消化・吸収できないと言われています。

グリーンスムージーを使うには、ブレンダー(粉砕機)を使います。そのため、固い細胞壁を粉砕することができ、細胞に内包されている栄養素を吸収しやすくなるといわれています。


グリーンスムージーはなぜ便秘に効果があるの?

グリーンスムージーは、今までのグリーンジュースとは違い、粉砕するだけで野菜かすをこしたりなどはしません。そのため、大量の食物繊維がそのままスムージーの中に含まれています。

食物繊維は、消化吸収されません。そのため大腸まで達し、水分を含んで便を柔らかく保ったり、大腸の細かいヒダの間まで入り込んで、そこにくっついている老廃物を掃除してくれる役割を果たします。

野菜不足になると便秘になるのは、便を体から出す働きを助けてくれる食物繊維が不足するからです。果物にも野菜にも食物繊維は含まれていますので、グリーンスムージーはまさに食物繊維の宝庫なのです。



知らないと逆効果!グリーンスムージーの注意点

「便秘にもダイエットにもいいことづくめ」に見えるグリーンスムージーですが、いくつか注意点があります。

これらの注意点をしっかり知っておかないと、深刻な冷えに悩まされたり、かえって便秘になってしまったりしますので、きちんと知ってから飲んで下さいね。



使えない野菜がある

グリーンスムージーに使えるのは、基本的には生の緑色の葉野菜と完熟フルーツです。

ところが、野菜の中にはガスを出やすくしてお腹が張る状態にしてしまうものや、グリーンスムージーに適さないものがあります。

  • キャベツ、芽キャベツ
  • ニンジン
  • ナス
  • カリフラワー
  • かぼちゃ
  • オクラ
  • さやえんどう
  • トウモロコシ

根菜などでんぷん質を含む植物、マメ科の植物も適しません。


タンパク質と一緒にしない

タンパク質は、せっかくのグリーンスムージーの威力を半減させてしまいます。粉砕されることによって出てきた栄養素を包んでしまい、消化・吸収しにくくしてしまうからです。

よく、牛乳と薬は一緒に飲んではいけないといわれる理由と一緒です。薬の成分を牛乳のタンパク質が包み込んでしまい、薬効を減らしてしまうからです。

  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • 市販のジュース
  • 豆乳

などを水分の代わりとして使わないほうが良いようです。


材料はよく洗ってから

グリーンスムージーは、基本的に皮ごとの野菜や果物を使います。(かんきつ系に関しては、外の固い皮はむきます。バナナなども同様です)

そのため、安心安全な野菜や果物を使い、良く洗ってからでないと農薬などの化学物質を体内に取り込むことになってしまいます。

ミネラル類は皮のすぐ下に含まれていることが多いので、皮ごと粉砕して摂取できるスムージーはそのまま果物などを食べるよりも、栄養価を高く摂取することができます。

栄養価と同時に、農薬の成分まで吸収してしまうようだと困ります。よく洗い流してから使いましょう。


食事と一緒に飲まない

グリーンスムージーは単体で飲んでください。食事と一緒にすると、食事に含まれているでんぷん質や脂質、タンパク質がグリーンスムージーの栄養素を吸収する邪魔をすることがあるためです。

食事の40分ほど前にゆっくり飲み終わるようにしましょう。40分間たつと、脳の満腹中枢も「食べ物がもう十分に入ってきている」と認識するため、食べすぎも押さえられてダイエット効果もあるようです。


冬のグリーンスムージーは最低限、室温で

グリーンスムージーは朝作って一日飲むという人が多く、保管は冷蔵庫で、となるようです。しかし、寒い季節に冷たいものを飲むことは内臓の冷えを招いてしまいます。

内臓の冷えは痩せにくい体を作ることにもつながります。ダイエットのために飲んでいたら逆効果だった…ということにもなってしまいます。

痩せにくい体も深刻ですが、冷えは不妊につながることもあります。基礎体温の高い人のほうが妊娠しやすいというデータもあるようで、内臓は暖かく保っておいた方が動物として自然なのです。

ところが、グリーンスムージーは温めると、野菜と果物に含まれている生の酵素が死んでしまいます。温めすぎず、でも室温くらい(20度~30度前後)にして飲むことをおすすめします。


グリーンスムージーが便秘の原因になるのはなぜ?

便秘にいいはずのグリーンスムージーは、以下のような飲み方をすると便秘の原因になってしまいます。


グリーンスムージーを飲んで、食事をあまりしない

腸の内容物(便のもと)は、ある程度の量がたまらないと腸管が押し出すことができません。内容物は、固形の食物を食べることによってたまります。

グリーンスムージーで置き換えダイエットをしてもいいのですが、きちんと食事はとるようにしましょう。


冷たいグリーンスムージーを常飲している

冷たいグリーンスムージーは体を冷やすことは前述したとおりです。腸も冷えると機能が低下してしまいます。冷たいものばかり飲んでいると腸の蠕動運動が起きにくくなってしまうので、これも便秘の原因になります。

以上の注意点に気を配って、正しく便秘を解消してください。

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粉末のグリーンスムージーに効果はあるの?

微妙です。

粉末のグリーンスムージーは、製造過程に必ず「乾燥」あるいは「加熱」という工程をたどっているものがあります。加熱すると生の植物に含まれて消化や代謝の手伝いをしてくれる酵素は死滅してしまいます。

ただ、忙しい人は手間が省けたり、職場でも飲むことができたりするので便利なことは疑いようがありません。

目的別に整理してみました。

  • 置き換えダイエットのために飲む ⇒ 粉末も有効
  • 消化・代謝を高める目的のために飲む ⇒ 生のほうが良い
  • 野菜の栄養素を摂るために飲む ⇒ 生のほうが良い
  • 便秘解消のために飲む ⇒ 粉末も有効

便秘解消には、食物繊維の働きが欠かせません。この目的に特化すれば、手軽で簡単、日常生活に取り入れやすい粉末のグリーンスムージーは最適といえるでしょう。

妊婦さんにも大丈夫?

以下のような心配点があります。


残留農薬、シュウ酸、硝酸態窒素などの成分が心配

生で皮ごと食べることになります。ほうれん草などにはシュウ酸という成分が含まれていて、これはあまり生で食べないほうがよいとされています。

ブルーベビー事件という事件がアメリカでありました。1950年代の話です。赤ちゃんが離乳食としてほうれん草の裏ごしを食べたら青くなって死んでしまったという痛ましい事件です。

これは、ほうれん草の硝酸態窒素が原因と言われています。メトヘモグロビン血症といわれる病気ですが、ヘモグロビンが酸素を運べなくなり、急性酸欠になる症状です。

大人には、メトヘモグロビンをヘモグロビンに代える酵素がきちんと備わっています(シトクロームb5還元酵素と言います)。ところが、乳児にはこれは大人の半分の機能しかありません。胎児に至ってはほとんどありません。

加熱するとリスクは多少減ります。ですが、スムージーは生の葉野菜を使うもの。妊婦さんは、心配だったらやめておく方が安全なのではないかと思います。

例外として、妊娠中でも安心して飲める粉末のスムージーもあります。

どうしても飲みたいのなら、そちらを飲むといいですね。

冷えは早産・流産につながるリスクも

グリーンスムージーは食べ方によって、深刻な冷えを招くことがあります。妊婦さんが冷えることは、胎内の居心地が悪くなることにつながります。すると、赤ちゃんが早く出てきてしまおうとすることがあるようです。

とにかく夏でも靴下を履いて、など、妊婦さんの冷え対策には細かな指導が助産師さんから入ると思います。特に寒い時期は、体を冷やす要素は一つでも除外しておいた方が良いと思います。

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