便秘で病院を受診
頑固な便秘、そろそろ心配になってきた…こんなとき、いつ病院に行けばいいのでしょうか?

便秘くらいで病院に行く必要なんてあるのかな、と思っている方もいらっしゃると思います。

便秘で病院に行く目安など、病院を受診する際に必要なことを調べてみました。

便秘でどのくらい困ったら病院へ行けばいいの?

病院へ行く目安としては、慢性的な便秘が2週間以上続いたときといわれています。

この目安は、「腸に何らかの病気があることが原因で便が出ないケース」の目安です。

ただの便秘を2週間なんてとても我慢できないと思います。1週間以上を目安にするのが良いでしょう。

人の腸は一人ひとり違いますので、1週間分をためられてしまう人もいます。3日目で苦しくなってしまう人もいますので、苦しい度合いは人それぞれです。

自分の腸の限界を超えてしまうと、恐ろしい腹痛に見舞われることもあります。我慢しすぎずに病院を受診しましょう。


便秘は何科を受診すればいいの?

便秘が原因で受診するのは、次のような科が一般的です。

  • 消化器内科
  • 内科
  • 胃腸科(胃腸内科)
  • 肛門科
  • 便秘外来

ですが、消化器内科は実は便秘の専門的な治療は行わないところがほとんどです(検査はしてくれます)。

消化器内科は胃や腸の病気を治療してくれるところなので、腸に病気のない慢性的な便秘(常在性便秘)は治療が難しいのです。

常在性便秘を治療してくれるのは、胃腸科と便秘外来です。便秘外来は大学病院などに設置されています。個人病院で便秘外来があるところはまだ少ないのが現状です。

いつもは便秘でなくて、急に1週間も2週間も便通がない、という場合は腸の病気にかかっている可能性もありますので、最初に消化器内科へ行く方が安心です。

慢性的な便秘で痔にもなっている場合は肛門科が良いでしょう。


便秘で受診するとどうなるの?

病院を受診すると、次のような段階で診察が進みます。

問診

腹部触診 ⇒ 腹部レントゲン・エコー検査

診断

問診では、次のようなことを聞かれます。

  • 便秘の期間(いつから、というのは覚えておいたほうが良いでしょう)
  • 便秘の症状(腹痛があるのか、腹が張った感じはするかなど)
  • 使用した薬の有無
  • いつもの便の状態

医師が一番心配しているのは、腸に病気があるかどうかです。恥ずかしがって正確に答えないと、重大な病気を見逃してしまうかもしれません。

そのあと、腹部触診が行われます。場合によっては、肛門から直腸を手で調べる「直腸診」が行われる場合もあります(だいたい腹部触診で済むようです)。

病気の兆候などが見られる場合はレントゲンを撮ることもありますが、エコーで確認することもあります。

腹部触診と問診の結果、病気ではなさそうだということが解れば下剤を処方されるか、浣腸を処方されて病院内で解決を待つこともあります。


やっぱり病院へ行った方がいい?

行った方がいいです。

というのは、下剤などを自己処方しているうちに腸が機能を低下させてしまい、ますますひどくなることがあるからです。しかも、下剤によって低下した腸の機能をもとに戻すには、長期的な治療が必要になるからです。

腸が機能を低下させると、だらんとした伸びきったゴムのようになります。加えて、色素沈着も起きてしまいますので、真っ黒な腸になってしまいます。

大腸メラノーシスという病気ですが、下剤の長期間の服用はこのような病気のもとにもなります。

⇒ 大腸メラノーシスの恐怖【下剤の副作用に注意しよう!】

病院の受診は、特に長年の便秘で悩んでいる方にはおすすめです。腸は加齢とともに機能が低下しますので、放っておいて今より良くなることはありません。

病気が隠れているとしたら、早期発見・早期治療も大切になってきます。

早く治して、身も心も軽い生活を送ってくださいね!

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