ヨガには副交感神経を活性化する効果があります。ヨガのポーズは常にゆっくりですよね。呼吸も意識し、深く、ゆったりとしたものにしていきます。

副交感神経を活性化させるヨガについてまとめました。

便秘に良いヨガポーズ

便秘に効くヨガのポーズって?

胃腸を刺激する効果のあるものを集めました。


コブラのポーズ

腹ばいになって胸の横に手を置き、ゆっくりと状態を起こして後ろにそらします。

恥骨を床にぴったりとくっつけるイメージと、頭は上に伸びるイメージで行ってください。


ねじった三角のポーズ

足を1mくらい前後に開いて立ちます。前に出ている足と反対側の手をゆっくりと足の小指側につけ、反対側の手は上にまっすぐ伸ばします。頭は上げた手を見るようにします。

慣れないと倒れてしまうかもしれませんので、その場合は頭はまっすぐ前を見るようにするとよいようです。


弓のポーズ

うつぶせになって膝を曲げます。お尻近くまで来た足首を、背中をそらせてつかみます。

できるだけ体を丸くするようにそらし、肩甲骨を強く引き締めた状態で20秒~30秒静止します。


マリーチのポーズ

膝をまっすぐにして床に座ります。一方の足を曲げ、かかとがお尻につくくらいにします。

反対側の腕で膝を抱え込み、身体を顔ごとねじります。その状態で30秒から1分ほど静止します。



呼吸はどのようにすればいいの?

ヨガの呼吸は、「深くてゆっくり」が基本です。消化器に効果があるのは腹式呼吸といわれています。

腹式呼吸は、息を吸ったときにお腹が膨らむくらい横隔膜を押し下げる呼吸法です。

胸式呼吸だと息を吸ったときにお腹がへこみますが、息を下へ下へと引っ張るような感じでお腹が膨らむよう吸ってください。

床にあおむけになって行うと、自分のお腹が上下しているのが良くわかります。お腹を手で押さえて、その手が動くように呼吸してみましょう。基本は、3秒吸って6秒吐くことです。

深い呼吸は、血液中の酸素を増やします。腸は、便秘の時には圧迫されていますから血行が悪い状態になっています。

血行が悪ければ、きちんと蠕動運動を起こすことはできないのでどんどん便秘が悪化してしまいます。

呼吸は嬉しいときには深くなり、悲しいときには浅くなります。怒りを覚えても浅くなります。

便秘解消のために深い呼吸を心がけているうちに、感情も安定し、怒りや悲しみの感情が減っていくという嬉しいおまけもあるかもしれません。



妊婦さんもヨガをして大丈夫?

大丈夫です。ただ、妊婦さんにはお腹を圧迫するものや、やっているうちにお腹のハリを覚えるものは厳禁です。

マタニティヨガがあるくらい、ヨガは妊婦さんの滞りがちな血行を良くし、酸素をたくさん血液中に取り入れることによって赤ちゃんの血行も良くする効果があります。

妊婦さんにお勧めなのはこちらのポーズです。


割座のポーズ

M字開脚で座ります。後ろにそり、そのまま背中を床につけます。深い呼吸とともにやりましょう。

身体が固い方は、M字開脚の時点でかなり痛いはずです。その場合は、正座の姿勢から行っても良いようです。

後ろにそるときに、太ももからお腹の筋肉がとても伸びます。

痛みを覚える方は、いきなりやると痛みが残ってしまいますので、後ろに布団などを重ねて徐々に行ってみてください。



なぜヨガが便秘に効くの?

ヨガは副交感神経を刺激するからです。副交感神経が活発になると、胃腸の動きが良くなります。

腸の筋肉は、交感神経という昼間活発に働く神経が活性化している間はあまり活動しません。これは腸だけではなく、他の消化器もそうです。

腸の筋肉は、副交感神経が活発になる時間帯に動きます。

蠕動運動という便を押し出す運動は、1日に2~3回しか行われないのですが、この貴重な蠕動運動の時間帯は、食事をした後ほっとしている(=リラックスしている状態)時間帯と同じです。

食事をした後眠くなるのは、

食事をした ⇒ 副交感神経が働き、胃腸を動かす ⇒ 身体がリラックス状態になる(眠くなる)

の連鎖が働いているからです。

食後眠くなるのは、胃に血液が集まるからだという俗説があります。

実際のところ、食後に眠くなるのは胃腸をきちんと動かすために、副交感神経が活発化するので眠くなるのです。

スポンサードリンク